朝日新聞デジタル版に尾上哲治さんの記事掲載

『ダイナソー・ブルース』の著者、尾上哲治さんの記事が朝日新聞デジタルに掲載されました(2020年5月29日)。会員記事ですが、無料会員でも読むことができます。

たとえば火山が噴火して、二酸化炭素が出て、温暖化して、陸が侵食されて、プランクトンが増えて、海の酸素が減って……というように、地球環境が連鎖的に変化したことが原因で、数万~数十万年かけて絶滅したのが、これまでに起きた『大量絶滅』です。その意味からすると、現在を第六の大量絶滅と呼び、過去5回の大量絶滅と同じように扱うのは違和感があります。人類がアフリカ大陸を出てから6万年ほどですが、その間、大型の生物はどんどん減っている。森を焼いたり、トロール船で海底をさらったり。どれも人類が食糧増産のために行っている『単純破壊』なんじゃないでしょうか。

朝日新聞デジタル(2020年5月29日掲載)